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引っ越し終了。

無事、引っ越しが終わった。

 

今回の引っ越しで、少なくとも大きなゴミ袋10個以上のものを処分したり、リサイクルにまわしたりした。最後まで難儀したのは、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電だ。冷蔵庫は、去年の夏に故障したものがそのまま置いてあったのと、そのあと知人に譲ってもらったものとがあった。洗濯機も友人から譲り受けて、その友人も、もともとは中古屋で買ってきたものだから、最近では洗濯をすると決まってガタゴト激しい音を立てては途中で停止していたという年季もので、今回を機に処分しようと決めていた。それらの、処分にお金のかかる家電のほかにも、電子レンジやトースター、それからカラーボックスに衣装ケースなど、引っ越した先では使わないだろうけど、普通ゴミには出せないものの処分が、女の一人暮らしだとけっこう困る。

 

ものは試しに、徒歩10分の区役所の目の前にある某リサイクルショップに電話をしてみたら、大型の家電以外だったら、無料で引き取ってくれるとのことだった。電話口の人が、「ついでに、要らないものを出しといてもらえたら、引き取ることができるものは何でも持っていきますよ」と親切に言ってくれたので、もう使わないカセットコンロなども出しておく。実際に作業に来てくれた人は、ちょっと日本語のたどたどしい青年だった。あわよくば買い取ってもらえないかと、冷蔵庫の見積もりをお願いしたけれど、年式が古いため値はつかない、とのことだった。大型のものはあきらめて、レンジやトースターやもう使わない家具などのいっさいがっさいを無料で持っていってくれたので、かなり助かった。

 

結局、大型家電は、他の引っ越し荷物と一緒に2tトラックに乗っけて運び、後日業者に持ち込んだ。まるで自分でしたように書いているけれど、積み込みも業者へ持っていくのも、パートナーがやってくれた。引っ越し荷物も、最後のほうは力尽きたのと、段ボールがなくなったので、テキトーな袋に詰め込んだだけの状態で、元引っ越し屋の彼には、箱に入れておかなきゃダメだよ…とぶちぶち言われてしまった。ごめんごめん。

 

そうして、なんとか人も荷物も越してきて、荷解きも終わって、新しい生活をスタートさせている。一緒に住んでいる相手は自営業で、わたしの講師の仕事は今春休みなので、四六時中顔を突き合わせている。これまで、途中で他人と暮らしたりした時期もあったけれど、約10年間ひとり暮らしをしていて、好きなときに食べ、好きなときに風呂に入り、好きなときに寝るのが当たり前で、でも、どこかでそのことに倦んでいた。なんでも、自分の好きなときに好きなように、って、それほどよいものでもない。誰かのペースと自分のペースとがあって、お互いのペースを気遣いながら、二人にとって良いペースを今つくっていっているところで、小さなぶつかり合いやちょっとしたガマンなどはあるけれど、自分以外の生き物がいる、ということは、元気の出ることだなぁと実感している。

 

今、ちょうどこれを書き終わったところで、家人が顔を出して、「桜餅食べん??」と言ってきた。今日はひな祭りだ。